「ゲゲゲの娘 レレレの娘 らららの娘」 水木悦子、赤塚りえ子、手塚るみ子(著)


著名な漫画家を父に持つ、ゲゲゲの娘こと水木悦子さん(水木しげる氏の次女)、

レレレの娘の赤塚りえ子さん(赤塚不二夫氏の長女)と

らららの娘、手塚るみ子さん(手塚治虫氏の長女)による対談集である。

漫画家の娘から見た父とはいかがなものだったのか?

圧倒的な量の仕事をこなし、あまり父親として一緒にいてやれなくても

娘達はしっかりと観察している。

漫画家としての父、父親としての父、男としての父….

父親の女性観までさらっと暴露してしまうのだから娘というものは恐ろしい。

トノサマガエルが一斉に玄関に放たれたり

(翌日それがから揚げになって食卓にのぼったり)

たしかに破天荒な漫画家の娘でいるのも大変だ。

お父さんにサイン貰ってきてよと言われて嫌な思いをしたり

有名な父の娘としてばかり見られることに反発もあったりしたけれど、

それでもやっぱりパパはパパだし、お父ちゃんはお父ちゃんなのである。

現在三者三様、結局のところ父の仕事に寄り添った活動をされているのも興味深い。

終始笑いに包まれた対談だが、

赤塚不二夫氏はともかく、一見真面目そうな手塚氏でさえ

そんなエピソードがあったのかと驚く。

家族の話からでしか伺えない話が聞ける貴重な一冊だ。
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