「黄金の丘で君と転げまわりたいのだ」三浦しをん, 岡元麻理恵(著)


タイトルを見ただけでは内容はさっぱり窺い知れないが

これは三浦しをんが愉快な仲間とワインについて楽しく学んでみた体験本だ。

三浦しをんとそのお仲間のことだからワインを口の中で転がした後に

吐き出すことなど出来ない性分なので毎回へべれけになり先生を呆れさせる。

本当に楽しそうにワインの知識を先生に学んでいるので

堅苦しくお高くとまった「お勉強」にはほど遠い。

イメージしやすいよう、ワインひとつひとつに「おしゃれなターザン」、

「(長生きしそうな)ジェームス・ディーン」や「島耕作課長時代」など

紹介文を読めば納得のあだ名が付けられていて親しみやすい。

目隠しをしてみたら赤と白とロゼの味の違いが判らなくて愕然としたり、

ワインの舌触りを布地の手触りに例えてみる練習をしたり….

面白可笑しくワインを飲み干す丁稚たちに頭を抱えることもある先生だが

先生も先生で絵の下手さ加減がどうやら破壊力満点なようで…

葡萄の粒一つそれらしく描けないとはいかに?

肩を張らずにワインについて一から知るためにはとても良い入門書だと思う。

もちろん全然何も覚える気はなくてただ単に笑いたいだけでも読む価値はある。

少し分厚い本なので躊躇する人もいるかも知れないがあっさり読めてしまう爆笑エッセイだ。

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